日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比25円54銭高い3957円09銭となった。米株高をきっかけに運用リスクを回避するムードが後退した。好決算を発表した田中化研など、個別に材料の出た銘柄に買いが入ったことも指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で722億円、売買高は8301万株。値上がり銘柄数は438、値下がり銘柄数は224となった。
個別では、アール・エス・シー、富士ソフトサービスビューロが一時ストップ高と値を飛ばした。エンジャパンやセリア、マクドナルドといった主力株に買いが入った。
他には、昭和真空、タカギセイコー、新報国製鉄、ナカニシ、ナガオカが買われた。
一方、今期の最終赤字幅が拡大する見通しを発表したラクオリアやソルガム・ジャパン・ホールディングスがストップ安、通期業績予想を据え置いたハーモニックやメイコーがともに下げた。他では、ムトー精工、SEMITEC、東洋合成工業、キャピタル・アセット・プランニング、テノックスが売られた。
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