日経ジャスダック平均は反発、量子コンピューター関連買われる

ジャスダック市場(大引け)=
 
日経ジャスダック平均株価は小反発した。終値は前日比2円42銭高い3814円53銭だった。積極的な海外展開を進めるアイケイや独自技術を持つNF回路、前田製作が買われた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で883億円、売買高は1億1071万株だった。値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は318となった。
個別では、シンクレイヤ、ケアサービス、フジタコーポレーション、ナ・デックスがストップ高。ハイパー、幸和製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。時価総額の大きいセリアや北朝鮮情勢の悪化懸念で細谷火工が買われた。
半面、大阪油化工業、ポエックがストップ安。米アップルの新型スマートフォン向け部品で関わりを否定した大阪油化やゲームサービス延期を発表したアエリアが下落した。
 
28日にジャスダック市場に上場した幸和製は、上場2日目にあたる29日9時に公募・売り出し価格(公開価格)3520円の2.3倍にあたる7980円で初値を付けた。終値は9250円だった。
 
同じく上場2日目のポエックも12時53分に公開価格(750円)の4.4倍の3280円で初値を付けた。終値は2580円だった。
 
きょう上場したTワークスは買い気配で売買が成立しないまま終えた。大引け時点の気配値は公開価格2200円の2.3倍の5060円だった。
 

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