日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比32円14銭(0.82%)高い3964円11銭だった。
「ジャクソンホール会議」を無難に通過したことで不透明感が和らぎ、買いが優勢となった。後場からは上げ幅を一段と拡げ、日足チャートでは大陽線を示現し、高値引けとなった。構成されるJASDAQ-TOP20は2%高と大きく上昇し、米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇を追い風に半導体関連株なども堅調だった。
東映アニメや東洋合成、フェローテクが上昇した。半面、出前館やワークマン、サンデーは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で504億円、売買高は8501万株だった。値上がり銘柄数は406、値下がり銘柄数は194となった。
個別では太洋物産がストップ高。アルテ サロン ホールディングス、石光商事、JFLAホールディングス、ULSグループ、東映アニメーションなど10銘柄は年初来高値を更新。CAICA、クロスフォー、三ッ星、ANAP、倉元製作所が買われた。
一方、ルーデン・ホールディングス、カネ美食品、ライフフーズ、SDエンターテイメント、アール・エス・シーなど12銘柄が年初来安値を更新。フェスタリアホールディングス、ソーバル、キタック、昴、大和コンピューターが売られた。
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