日経ジャスダック平均株価は反発し、前日比16円71銭高の3858円22銭で終えた。
前日に約4カ月半ぶりの安値を付け、調整がひとまず一巡したとの見方が広がった。
28日の米株式相場が上昇したほか、29日はアジアの主要株式相場も上昇。投資家心理の改善で、短期的な戻りを期待して打診買いが入った。
直近公開銘柄への活発な売買が刺激となり、幅広い銘柄が買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で401億円と、2017年4月27日以来、ほぼ1年2カ月ぶりの低水準にとどまった。売買高は8578万株だった。値上がり銘柄数は403、値下がり銘柄数は218となった。
個別では、テインが一時ストップ高と値を飛ばした。三東工業社、大成温調、アミタホールディングス、シベール、共同ピーアールなど11銘柄は年初来高値を更新。
クレオ、パスポート、アイサンテクノロジー、LCホールディングス、日本フォームサービスがり買われた。
一方、アジアゲートホールディングス、ヒップ、ソフトフロントホールディングス、ヒビノ、イーサポートリンクなど52銘柄が年初来安値を更新。リリカラ、夢の街創造委員会、ソーバル、ムラキ、メディアリンクスが売られた。
