日経ジャスダック平均は反発、時価総額の大きい銘柄への買い

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比18円66銭高い3796円46銭だった。前日の米株高を受け投資家心理が改善し、新興株市場でも時価総額の大きい銘柄のほか、ゲーム関連などテーマ性のある銘柄に買いが向かった。
市場からは「今後は新規株式公開(IPO)が増えてくる。既存銘柄の見直し買いとうまくかみ合えば、新興株の上昇が続くこともあり得る」との声があった。
また、「個人投資家の評価損益率が改善し、個別銘柄の物色が活発化している」と指摘していた。ただ、売買代金は両市場ともに前日に比べて低下した。

ジャスダック市場の売買代金は概算で489億円、売買高は8363万株。
値上がり銘柄数は401、値下がり銘柄数は223となった。
 
個別では、アイサンテクノロジーがストップ高。菊水電子工業は一時ストップ高と値を飛ばした。夢の街創造委員会、テリロジー、システム情報、ビーイング、かわでんなど9銘柄は年初来高値を更新。内外テック、Mipox、山王、ぱど、ハーモニック・ドライブ・システムズが買われた。
 
一方、シベール、ケア21、フェスタリアホールディングス、スーパーバリュー、ハピネス・アンド・ディなど14銘柄が年初来安値を更新。アルファ、サンデー、中央経済社ホールディングス、ライフフーズ、ASIAN STARが売られた。

 

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