日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。
前引けは前日比5円44銭高の3792円29銭。3日の米国株式市場がレーバーデーに伴い休場となったため、東京株式市場も様子見姿勢を強めた。新興市場相場も方向感に欠ける展開で始まったが、個別に材料が出た銘柄を中心に買いが入り相場を支えた。
米音響技術企業との資本・業務提携を発表したオンキヨーが一時制限値幅の上限(ストップ高)まで買われた。売買代金ランキングでも首位だった。このほか、リプロセルやテリロジーが上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で328億円、売買高は8273万株。
値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は253となった。
個別では、オンキヨーが一時ストップ高と値を飛ばした。地域新聞社、テリロジー、コスモ・バイオ、和井田製作所、メイコーなど8銘柄は年初来高値を更新。リプロセル、免疫生物研究所、桑山、ユークス、ULSグループが買われた。
一方、シベール、日東ベスト、創通、ニチリョク、大塚家具が年初来安値を更新。
エムティジェネックス、ブロードバンドタワー、中央化学、サカイホールディングス、アイサンテクノロジーが売られた。
