日経ジャスダック平均は反発、新興株にも買いが優勢、アバールがS高

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比12円87銭高い3820円62銭だった。米税制改革の進展期待で前日の米株式相場が大幅高となり、投資家心理が改善した。東証1部の大型株が上昇するなか、新興株にも買いが優勢だった。半面、週末前に持ち高調整を目的とした売りが出て、上値は重かった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で902億円、売買高は8877万株だった。
1日大引けの日経ジャスダック平均は前日比12.87円高の3820.62円と反発。
値上がり銘柄数は334、値下がり銘柄数は320となった。
 
ジャスダック上場3日目のTワークスは前日まで買い気配が続いていたが、1日午前に公開価格の6.2倍にあたる1万3600円で初値を付けた。一時は利益確定目的の売りに押され、同14%安の1万1640円まで下落する場面があった。ただ、大引けにかけて値動きの軽さに注目した買いが入り、同8%高の1万4690円と高値で終えた。新規上場銘柄が堅調だったことも相場全体の支えになった。
 
個別では、エスエルディー、アバールデータがストップ高。地域新聞社、パスポート、東栄リーファーラインは一時ストップ高と値を飛ばした。ビーマップや幸和製が上昇した。
 
半面、マクドナルドやポエック、メイコー、フジタコーポレーション、YKT、デジタルアドベンチャーは下落した。

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