日経ジャスダック平均は反発、押し目買い

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比23円97銭高い3674円31銭だった。米国市場でダウが下落したことや、マザーズ先物がマイナスでスタートした流れを受けて、ジャスダック平均は続落でスタートした。
前日まで換金売りに押されていた銘柄に押し目買いが入った。「朝の寄り付きは売りが先行したが、その後は売り圧力が低下した」といい、インターネットビジネスや再生エネルギーに関連した銘柄が人気を集めた。ワクチン普及による景気回復への期待が高まるなか、月次概況で好調な売り上げの推移を発表した小売り株や、ハイテク株の一角にも資金が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で550億円、売買高は1億3109万株だった。値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は253となった。
 
個別では、した不二精機、ヒーハイスト、放電精密加工研究所、IMVがストップ高。協和日成、元旦ビューティ工業、ハマイは一時ストップ高と値を飛ばした。山王、東洋合成工業、綜研化学、横田製作所、KVKなど12銘柄は年初来高値を更新。不二硝子、Eストアー、八千代工業、ニューテック、旭化学工業が買われた。
 
一方、燦キャピタルマネージメント、MITホールディングス、まぐまぐ、グラフィコ、ジオコードが年初来安値を更新。アスコット、トミタ電機、テセック、田中精密工業、アイビー化粧品が売られた。

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