日経ジャスダック平均は反発、投資家心理も改善

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比18円26銭高い3785円98銭となった。中国・上海株が持ち直すなどアジア株が堅調に推移したことで、投資家心理も改善し、次第に日経平均なども上昇基調に転じていった。こうした流れが個人投資家心理の一層の向上に繋がった。
市場では「信用評価損益率などをみても個人投資家の投資余力にはまだ余裕がある」との声が聞かれ、持ち高を再構築する投資家が増えたとみられる。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で672億円と前日の水準(787億円)は下回った。売買高は1億3986万株。値上がり銘柄数は441、値下がり銘柄数は180となった。
 
個別では、イナリサーチ、アマガサ、大日光・エンジニアリングがストップ高。ケアサービスは一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、エムケイシステム、ブロードメディア、免疫生物研究所、妙徳など11銘柄は昨年来高値を更新。大井電気、エージーピー、両毛システムズ、東洋合成工業、澤田ホールディングスが買われた。
 
一方、中京医薬品、興研、重松製作所がストップ安。カイノスは一時ストップ安と急落した。テーオーホールディングスは昨年来安値を更新。オリコン、リプロセル、日本アンテナ、Nuts、ソレキアが売られた。
 

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