日経ジャスダック平均は反発した。前日比13円11銭高い3484円19銭だった。
前日の米株式相場が下落したことを受け、日経平均株価も売りが先行してスタートした。
一方、米国株や為替に左右されにくいジャスダック市場には、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え短期投資家の資金が流入した。
本業の好調さが示された医学生物が買われるなど好決算銘柄が買われ、相場をけん引した。
ただ市場からは、相場全体では「機関投資家が夏季休暇に入り始め、積極的な買いは向かっていない」との声があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で318億円、売買高は6610万株だった。
値上がり銘柄数は297、値下がり銘柄数は289となった。
個別では、スペースシャワーネットワーク、タツミ、APAMANがストップ高となり、エイアンドティーは一時ストップ高となった。美樹工業、エムケイシステム、東北特殊鋼、天龍製鋸、ニューフレアテクノロジーなど15銘柄は年初来高値を更新した。医学生物学研究所、セゾン情報システムズ、セプテーニ・ホールディングス、日本テレホン、ハリマビステムが買われた。
一方、プラネット、創通、ブロードバンドタワー、アイビー化粧品、妙徳など10銘柄が年初来安値を更新した。テセック、ポラテクノ、岡本硝子、日本エマージェンシーアシスタンス、平山ホールディングスが売られた。
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