日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比11円43銭(0.32%)高い3612円78銭となった。20年4~9月期の連結最終損益が黒字に転換したハーモニックが買われたほか、不二硝やワークマンが上昇した。半面、出前館やKeyH、セリアは下落した。
日経平均株価の前引け時点の上昇率(0.43%)に対しては、マザーズ指数の伸びの方が大きい一方で、日経ジャスダック平均株価は下回った。
市場では「週前半のマザーズ指数急落を受けて投資家の中小型株への目線も厳しくなっており、決算や業績見通しなどで予想以上の好内容が出た銘柄と、それ以外とで選別する動きがみられる」との受け止めがあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で309億円、売買高は4448万株。
値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は285となった。
個別では、不二硝子、ファミリーが一時ストップ高と値を飛ばした。シイエム・シイ、香陵住販、ハーモニック・ドライブ・システムズ、SEMITEC、ホウライなど6銘柄は年初来高値を更新。石垣食品、NEW ART HOLDINGS、平山ホールディングス、フジプレアム、アンビスホールディングスが買われた。
一方、Nexus Bank、イメージ情報開発、ミアヘルサ、フォーバル・リアルストレート、ニッパンレンタルが売られた。
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