日経ジャスダック平均は反発、個人投資家らの押し目買い

日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値はほぼ横ばいで、前日比17銭高い3454円29銭だった。

米国と欧州の貿易摩擦懸念の再燃を背景に日経平均が下落していることを映して、売りが波及した。また、英国の欧州連合(EU)離脱を審議する臨時のEU首脳会談を控えていることも買い見送り要因になった。ただ、次世代通信規格「5G」関連や紙幣刷新関連などテーマ性のある銘柄には引き続き個人投資家の買いが継続しており、下値ではテーマ性のある銘柄などに押し目買いが入りやすかった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で422億円、売買高は9426万株だった。
値上がり銘柄数は249、値下がり銘柄数は359となった。
 
個別では、高見沢サイバネティックス、多摩川ホールディングスがストップ高。銚子丸、イデアインターナショナル、テックファームホールディングス、ビーマップ、ユークスなど18銘柄は年初来高値を更新。ユビテック、ジャストプランニング、メディシノバ・インク、五洋インテックス、エヌエフ回路設計ブロックが買われた。
 
一方、成学社、イオン九州、石垣食品、タカギセイコー、クリップコーポレーションなど13銘柄が年初来安値を更新。前田製作所、レッド・プラネット・ジャパン、小田原エンジニアリング、三ツ知、伊豆シャボテンリゾートが売られた。

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