日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比43円12銭高の3593円90銭だった。
ジャスダック平均はこの日の高値で終えた。
米中貿易摩擦に対する過度な懸念が後退したことを背景に日経平均が一時前日比600円超上昇するなど大幅に反発したことから、個人投資家のマインドも一段と改善し、ジャスダック市場にも買いが波及した。
米中貿易交渉の進展への期待感が高まり、米中両国の株価指数も上昇したことから、一段と買い気が膨らんだ。また、好決算を発表した企業など個別材料株中心に値を上げる銘柄が増加していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で651億円、売買高は1億857万株だった。
値上がり銘柄数は480、値下がり銘柄数は150となった。
個別では、高見沢サイバネティックス、日本テレホンがストップ高。インフォコム、倉元製作所、ナカニシなど4銘柄は年初来高値を更新。エムティジェネックス、シンバイオ製薬、FCM、日本プリメックス、ハーモニック・ドライブ・システムズが買われた。
一方、ミサワホーム中国、ETSホールディングス、アプライド、三洋堂ホールディングス、メディカル一光など16銘柄が年初来安値を更新。ニッポン高度紙工業、ラック、カーディナル、ムラキ、セプテーニ・ホールディングスが売られた。
