[概況]
【NY外為ドル円概況】
6日のNY為替市場は、4月米雇用統計で失業率が予想を上回ったほか、賃金上昇率も鈍化したためドル買いが一時後退し、発表直後は130.16円付近まで売られましたが、非農業部門雇用者数は予想を上回り、労働市場のひっ迫を示唆していることから10年債利回りは2018年来の高水準となり、一時130.71円まで上昇。その後も、強含みに取引を終了しました。
【東京外為ドル円概況】
9日の東京外国為替市場でドル円は、オセアニア市場の早朝取引で130.29円まで弱含む場面がありましたが、130円台前半で下値の堅さを確認すると買い戻しが優勢となりました。
その後も、日米金利差の拡大観測などに支えられて、一時130.97円まで上昇。米長期金利の上昇を嫌気した米株安の動きが継続していますが、円買いの動きは限定となっています。(カネツ商事提供)
[提供:AIゴールド証券株式会社]
