[概況]
22日(水)の米FOMCで、インフレ率が目標を下回る時期が長引く可能性を指摘された事からドルは売られて111円台に落ち、23日は日米が共に祭日となった為に為替市場は終日狭いレンジでの小動きとなった。
ドルは東京市場朝方に当日安値111.050円まで下げたが111円は割れず、其の後は揉み合いとなって最後は前日比+1銭高の111.240円と前日とほぼ変わらずで引け、1日の上下の変動幅は33.5銭しかなかった。
一方ユーロは対ドルでの上昇から対円でも買われて、+36銭高の131.845円で引け、ポンド(-16銭)、豪ドル(+8銭)、カナダドル(-9銭)、NZドル(+6銭)、トルコリラ(-5銭)、南アランド(-4銭)など、他の主要通貨はマチマチな動きとなった。
本日も米国はブラックフライデーで休みとする州が多く、また週末でもある事から日本や欧州で仕掛ける動きは出にくいと見られ、為替市場は揉み合い継続ではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
