方向感の出づらい展開か

27日の東京株式市場は、方向感の出づらい展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1200円。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の半ばと小動き。
 
米国株の上昇は安心材料になる一方、円高は重しとなり、全体的には動きづらい展開を予想する。今晩の米国株が休場であることも様子見ムードを強めやすい。
日米首脳会談に関しては、貿易交渉の大部分は先送りされるもようで、市場への影響は限定的となりそうだ。
日経平均は先週、米中貿易戦争長期化を警戒しながらも2万1000円どころでは底堅い動きが見られており、前週末の終値近辺で方向感に乏しい動きが続くと考える。
引き続き手掛かり材料に欠けるなか、値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比25円高の2万1125円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■イメージ ワン <2667>
新たに再生医療関連事業へ参入。細胞培養技術の提供と幹細胞培養液の販売を行う。また、核医学検査の医療被ばく線量と医療画像の画質を最適化する医療被ばく線量管理システム「onti」の販売を開始。製造元のRYUKYU ISGと独占販売代理店契約を締結。
 
■テンポスホールディングス <2751>
東証が子会社あさくまのジャスダックへの新規上場を承認。
 
■北の達人コーポレーション <2930>
刺すヒアルロン酸化粧品「ヒアロディープパッチ」の累計販売数が約1000万枚を記録。注文殺到で予約待ち人数が3万人超。
 
■ビープラッツ <4381>
光通信 <9435> と合弁会社サブスコアを設立。出資比率は同社が51%、光通信が49%。
 
■キタック <4707>
上期経常を51%上方修正。
 
■朝日インテック <7747>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■リボミック <4591>
大塚製薬への導出品「RBM-001」について、「骨形成や骨代謝の異常に関連する疾患の治療薬」の特許を出願。大塚製薬とはライセンス契約を終了するとともに「RBM-001」のリボミックによる事業化に関する覚書を締結。これにより新たな骨系統疾患治療薬候補薬がリボミックのパイプラインに加わることになる。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国 内】
27(月)
日米首脳会談
《決算発表》
プラネット、DyDo、ウチダエスコ
 
【海外】
休場:米(戦没者追悼記念日)、英(スプリング・バンク・ホリデー)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次