方向感の出づらい展開か

 
27日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、方向感の出づらい展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万1300円-2万1600円。
米国株は下げたものの、シカゴ日経平均先物は上昇スタートを示唆している。
上値を追うような流れにはなりづらいが、小じっかりの地合いが続くと予想する。
 
ただ、日本時間の夜にも行われる予定の米朝首脳会談の行方や、インドとパキスタンによるカシミール地方を巡る対立の影響などを見極めたいとして、手控えムードが広がりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(26日終値は110円82-84銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円77-81銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比50円高の2万1530円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■共同ピーアール<2436>
データ分析サービスを提供するキーウォーカーと資本業務提携。
 
■ガーラ<4777>
スマートフォン向けゲーム「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の韓国・台湾・中国におけるライセンス契約を韓国・Entermate社と締結。
 
■テクマトリックス <3762>
LINE <3938> が提供する法人向けサービスの販売・開発パートナーを認定する「LINE Biz-Solutions Partner Program」の「LINE Account Connect」部門で「Technology Partner」に認定。
 
■ウチダエスコ<4699>
上期経常が15%増益で着地・11-1月期も2倍増益。
 
■日本プロセス<9651>
医療機器関連ソフトの開発を手掛けるインドのベンチャー企業Trenser社と資本業務提携。
 
■橋本総業ホールディングス<7570>
3月31日現在の株主を対象に1→1.1の株式分割を実施。最低投資金額は現在の11分の10に低下する。
 
■メディキット<7749>
ドイツに医療機器の海外販売子会社を設立。
 
■カナデン<8081>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.00%にあたる118万6000株(金額で16億6000万円)を上限に、2月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
27(水)
予定はありません
 
【海外】
米朝首脳会談(~2/28 ベトナム・ハノイ)
米1月NAR仮契約住宅販売指数(2/28 0:00)
米12月製造業受注(2/28 0:00)
パウエルFRB議長が下院で議会証言
《米決算発表》
ヒューレット・パッカード、ベスト・バイ、ロウズ、キャンベル・スープ・カンパニー、AES、ANSYS
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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