Market Data
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【日経平均】
37677円06銭(▲74円82銭=0.20%)
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【TOPIX】
2804.16(△8.20=0.29%)
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【グロース250】
667.10(△0.29=0.04%)
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【プライム売買高】26億6469万株(△8億1867万株)
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【売買代金】5兆9909億円(△1兆6088億円)
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【値上がり銘柄数】757(前日:1066)
【値下がり銘柄数】834(前日:507)
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【新高値銘柄数】94(前日:71)
【新安値銘柄数】3(前日:2)
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【25日騰落レシオ】108.36(前日:109.38)
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■本日のポイント
1.日経平均は74円安と続落、週末要因で買い手控えの動きも
2.朝安後は値を上げるも上値は重く、後場に入り再びマイナス圏に
3.TOPIXは7日続伸し、昨年7月以来の高値圏に値を上げる
4.三菱重や川重、川重が下落し、アドテストやディスコも売られる
5.三菱UFJが最高値を更新するなど銀行株が買い人気集める
今週は堅調となった。
下げ基調が続いていた米国株が切り返してきたことを好感して、日経平均は17日、18日と連日で3桁の上昇。
18日には3万8000円を上回る場面もあり、下値不安が大きく後退した。
日銀金融政策決定会合の結果は、大方の予想通り現状維持。結果を消化する19日は、前場では3桁の上昇となっていたが、結果を確認した後場にはマイナス圏に沈んで安値引けとなるなど、不安定な動きとなった。
FOMCの結果も大方の予想通り政策金利は据え置き。休場明けの21日は強く買われる場面もあったが、連日で後場に失速して続落した。前半の上昇が貢献して、週間では大きく水準を切り上げた。
日経平均は週間では約623円の上昇。週足では2週連続で陽線を形成した。
来週は方向感に欠ける展開か。
木曜27日が権利付き最終日。日経平均は3月前半に大きく崩れたところから持ち直しており、権利取りの駆け込み買いは入りやすいだろう。また、権利落ち後も配当再投資期待の買いなどが相場を下支えすると思われる。
一方、4月が迫ってくることで、トランプ政権の関税に関するニュースフローには神経質となるだろう。米国では経済指標の発表が多く、米国の長期金利やドル円の振れ幅は大きくなる可能性がある。楽観にも悲観にも傾きづらく、押し目買いと戻り売りがせめぎ合う状態が続くと予想する。
国内では、25日に1月開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨、2月全国百貨店売上高、28日に3月東京都区部消費者物価指数(CPI)、3月開催分の日銀金融政策決定会合の「主な意見」が公表される。27日にTAKARA & COMPANY<7921>、ハニーズホールディングス<2792>、28日にキユーソー流通システム<9369>が決算発表を行う。また24日にミライロ<335A>、25日にビジュアル・プロセッシング・ジャパン<334A>、27日にZenmuTech<338A>、ダイナミックマッププラットフォーム<336A>、28日にプログレス・テクノロジーズ グループ<339A>、トヨコー<341A>が新規上場する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
39625.26 ボリンジャー:+2σ(25日)
39107.03 均衡表雲上限(日足)
39099.93 均衡表雲下限(日足)
38767.60 ボリンジャー:+1σ(25日)
38758.74 26週移動平均線
38748.09 75日移動平均線
38677.56 13週移動平均線
38577.34 200日移動平均線
38192.68 均衡表基準線(週足)
38133.46 均衡表転換線(週足)
37909.94 25日移動平均線
37858.19 ボリンジャー:-1σ(26週)
37784.30 均衡表基準線(日足)
37677.06 ★日経平均株価21日終値
37563.05 ボリンジャー:-1σ(13週)
37419.00 6日移動平均線
37057.86 均衡表転換線(日足)
37052.28 ボリンジャー:-1σ(25日)
36957.64 ボリンジャー:-2σ(26週)
36790.03 新値三本足陰転値
36457.22 均衡表雲上限(週足)
36448.54 ボリンジャー:-2σ(13週)
36194.61 ボリンジャー:-2σ(25日)
36142.14 均衡表雲下限(週足)
36057.09 ボリンジャー:-3σ(26週)
下降中の25日移動平均線(37909.94円)上方まで3営業日連続で上ヒゲを伸ばしたが、終値は2月20日以降の25日線割れが続いた。ローソク足は下ヒゲのない「陽の大引け坊主」を描いたが、ザラ場高値と安値も休日前19日の水準を下回り、25日線処での戻り売り圧力の強さを再確認する形となった。一方、NT倍率(現物)は1月23日の直近ピーク14.52を経て本日13.43と2020年4月以来の水準に急低下しており、対TOPIXでの日経平均の割安感も意識されよう。
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