Market Data
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【日経平均】
35025円00銭(△193円85銭=0.56%)
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【TOPIX】
2483.30(△21.60=0.88%)
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【グロース250】
561.78(△4.05=0.73%)
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【プライム売買高】25億4744万株(△1億2822万株)
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【売買代金】6兆3348億円(△9839億円)
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【値上がり銘柄数】1225(前日:588)
【値下がり銘柄数】392(前日:1027)
【新高値銘柄数】14(前日:6)
【新安値銘柄数】12(前日:15)
【25日騰落レシオ】83.10(前日:81.29)
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■本日のポイント
1.日経平均は193円高と反発、後場に一時下落する荒い値動きに
2.前日のNYダウは上昇、雇用指標が底堅い内容で景気不安が後退
3.日経平均の1日の値幅は1200円超と乱高下状態が続く
4.東エレクが高く、三菱UFJや伊藤忠、日立などが値を上げる
5.地震への警戒感からJR九州や九州電力、四国電力などが下落する
今週は、乱高下して週間では下落した。
日経平均は週初の8月5日に4451円安と大暴落。市場予想を大幅に下回る米7月雇用統計を受けて米国の景気後退が強く意識され、円高・株安が急速に進行した。この日の下げ幅が歴代最大となった反動で、6日は3217円高と歴代最大の上げ幅を記録。
7日は大きく下げて始まったが、内田日銀副総裁の発言から日本の早期利上げに対する警戒が和らぎ、400円を超える上昇となった。
8日は一時800円超下げる場面があったが、値を戻して258円安。9日は逆に一時800円超上げる場面があったが、失速して193円高と、振れ幅が大きく、かつ不安定な動きが続いた。日経平均は週間では約884円の下落。週足では4週連続で陰線を形成した。
来週は方向感に欠ける展開か。
月曜が休場で立ち合いは4日。
日米ともに4-6月期決算の発表が概ね一巡し、個別の材料は少なくなる。
13日に生産者物価指数(PPI)、14日に消費者物価指数(CPI)、15日に小売売上高など関心の高い経済指標の発表が相次ぐ。
これら指標を受けて景況感の改善が示されるのかが最大の注目点だろう。
日々の振れ幅は大きくなるとみておいた方が良い。急落に対する警戒はそう簡単には拭いきれず、動きが良くなってくれば戻り売りが上値を抑えると思われる。
一方、現状水準から大きく下げるようなら、政策期待も高まる。強弱感が入り交じることで、落ち着かない週になると予想する。
長期トレンドを示す52週移動平均線(3万6000円)を回復できるのかを注視したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
38647.20 25日移動平均線
38643.72 13週移動平均線
37869.51 新値三本足陽転値
37434.38 ボリンジャー:-1σ(26週)
36976.53 ボリンジャー:-1σ(13週)
36911.61 200日移動平均線
36791.45 均衡表転換線(週足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36791.45 均衡表基準線(日足)
36041.70 ボリンジャー:-2σ(26週)
35932.56 ボリンジャー:-1σ(25日)
35309.34 ボリンジャー:-2σ(13週)
35189.76 均衡表雲上限(週足)
35172.25 均衡表転換線(日足)
35025.00 ★日経平均株価9日終値
34649.02 ボリンジャー:-3σ(26週)
34498.23 6日移動平均線
33642.14 ボリンジャー:-3σ(13週)
33217.91 ボリンジャー:-2σ(25日)
32748.99 均衡表雲下限(週足)
30503.27 ボリンジャー:-3σ(25日)
4日連続で下値を切上げて5日移動平均線を下回る場面はなかった。反面、5日線自体は下降を継続、ローソク足は陰線を描いており、強弱の対立が窺える。パラボリックは買いサン点灯2日目で短期的な上昇基調継続を示唆し、25日線との下方乖離率は9.37%とバウンドを期待できる水準だが、株価上方では25日線が75日線を下回ってデッドロス(DC)を形成しており、中長期の下落トレンド入りのリスクにも留意が必要となろう。
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