[概況]
16日、東京外国為替市場の米ドル円は106円台後半を中心にレンジ内で小動きに推移した。新型コロナウイルス第2波の感染拡大への懸念とワクチン開発への期待感と、強弱感の定まりにくい状況の中、方向感に乏しい値動きを余儀なくされた。
米ドル円においてこのところは特に、リスクオフ局面では「ドル買い、円買い」、リスクオン局面では「ドル売り、円売り」の動きが出やすく、ちょっとした手掛かりだけではポジションを傾けづらい状況にあるとみられる。目先は引き続き、107円を中心にレンジを意識した取引が継続することとなりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
