方向感に乏しい展開か

14日の東京株式市場は売り先行後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万1600円-2万1900円。
 
今日は直近の上昇に対する利益確定売りが優勢になると考える。あくまで調整の一環で下値も堅いと考えるが、来週にFOMCを控えていることもあり、積極的な売買は期待しづらい。場中は方向感に乏しい展開が続くと予想する。
 
週末を控え、リスク回避の売り圧力が強まることも想定され、軟調な展開も考えられる。
12月限の株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出に関しては、「ロールオーバーが進んでいるもようで波乱はなさそう」との声が聞かれた。
手掛かり材料難のなか、SQ値の市場推定値が意識する場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(13日終値は113円39-40銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円06-10銭)で推移する。
シカゴ日経平均先物19年3月限の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比145円安の2万1635円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■丸善CHIホールディングス <3159>
2-10月期(3Q累計)経常は36%増益、未定だった今期配当は19期ぶり2円で復配。
 
■ファーストロジック<6037>
8-10月期(1Q)経常は3倍増益で着地。
 
■ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>
19年2月28日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
 
■JR九州<9142>
上期経常が3%増益で着地・7-9月期も6%増益。
 
■ナトコ <4627>
今期経常は10%増益、前期配当を4円増額・今期は4円増配へ。
 
■銚子丸<3075>
上期経常は3.4倍増益で上振れ着地。
 
■SKIYAKI<3995>
8-10月期(3Q)経常は59%増益。
 
■そーせいグループ<4565>
精神・神経障害の治療薬として開発中の「HTL0014242」の第1相臨床試験を開始。
 
■FRONTEO <2158>
特許調査・分析システム「Patent Explorer」の導入社数が50社を突破。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
14(金)
日銀短観(8:50)
メジャーSQ
《決算発表》
ベルグアース、土屋HD、日ハウスHD、フルスピード、アイ・ケイ・ケイ、ブラス、新都HD、神戸物産、ジェネパ、クロスプラス、リーガル不、バロック、モルフォ、エニグモ、フリービット、バリュゴルフ、ジャストプラ、ロングライフ、Mマート、サンバイオ、クミアイ化、HyAS&Co.、ウインテスト、MSOL、ハイレックス、フジコーポ、プリントネット、クロスフォー、オービス、ウイルコHD、総合商研、MICS化学、原弘産、ファースト住、アルデプロ、明豊エンター、ギフト、OS映、理研グリン
 
【海外】
中国11月鉱工業生産(11:00)
中国11月小売売上高(11:00)
中国11月固定資産投資(11:00)
米11月小売売上高(22:30)
米11月鉱工業生産(23:15)
米11月設備稼働率(23:15)
米10月企業在庫(12/15 0:00)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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