18日の東京株式市場は、方向感に乏しい展開を予想する。
日経平均株価予想レンジは、2万2700円-2万3000円
日経平均株価はきのう17日の上昇で、75日線(2万2737円)を上回った。先高期待が高まることが見込まれるものの、8月末までのボックス相場の上限だった2万3000円が視界に入り、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
売り買いともに、どちらかに傾けばそれを修正する動きが出やすく、一進一退が続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(17日終値112円23-24銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円77-81銭)と小動き。円相場の落ち着きから、引き続き、輸出関連銘柄が堅調な動きを示す場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比20円安の2万2870円だった。
【好材料銘柄】
■ワールド <3612>
上期税引き前を一転7%増益に上方修正。
■ガーラ <4777>
韓国のフォックス・ゲームズが開発したスマートフォン向けゲーム「FOX-Flame Of Xenocide-」(フォックス)の事前登録を開始。
■イントランス <3237>
合同会社インバウンドインベストメントがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は153円で買付期間は10月18日から11月20日まで。筆頭株主のASOと前代表取締役である麻生正紀氏の所有する全株を取得する。TOBが成立後も、同社株は上場を維持する。
■メディアフラッグ <6067>
インソース <6200> と共同出資で短時間就業に特化した人材派遣・職業紹介業を展開する新会社設立。
■ソフトウェア・サービス <3733>
9月受注高は前年同月比1.2%増と3ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
■アドソル日進 <3837>
ソフト開発会社を傘下に持つヒューマンテクノシステムホールディングスと資本業務提携。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
18(木)
黒田日銀総裁が挨拶(支店長会議)
さくらレポート
9月貿易収支(8:50)
20年国債入札
《決算発表》
ゲンキードラ
【海外】
米10月フィラデルフィア連銀景況感指数(21:30)
米9月景気先行指数(23:00)
《米決算発表》
フィリップモリス、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、スナップオン、テキストロン、PPGインダストリーズ、ニューコア、BB&T、トラベラーズ、PayPal、イー・トレード、ピープルズ・ユナイテッド・バンク、アメリカン・エキスプレス、インテュイティヴ・サージカル
休場:インド
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
