新興市場展望

今週の新興市場では、マザーズ指数が週間ベースで大幅反発し、週末にかけて710ポイント近辺に位置する25日移動平均線を上回った。金融引き締め懸念の高まりで注目された3月15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過すると、あく抜け感などからか日米とも株式相場全体が大きく上昇した。
これまできつい調整を強いられてきたグロース(成長)株の上昇が目立ち、マザーズの主力IT株にとっても追い風となった。
なお、週間の騰落率は、日経平均が+6.6%であったのに対して、マザーズ指数は+10.5%、日経ジャスダック平均は+3.2%だった。
 
来週の新興市場では、目先マザーズ指数のリバウンドが続くものとみられる。
株価調整の進んでいたグロース株の戻りは大きく、マザーズでも今週末にかけて売買代金が増え、資金が流入してきた印象を受ける。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次