グロース株市場が安値圏でのもみ合いを続けている。出来高は増加傾向にあるものの、手掛かり材料不足の中で浮上のきっかけをつかめずにいる。
決算シーズンの通過や米国市場の落ち着きなどはあるものの、積極的な買いが入るほど、投資マインドは改善していない。
マザーズ指数は650ポイントを軸としたもみ合い相場が継続。5月に入ってから丸々1カ月間、この価格帯の狭いレンジ内での推移を続けている。
力強い値動きとなっている銘柄もあるが、グロース株全般はまだ元気のない相場展開を続けている。
様子見商状はまだ続きそうだが、来週からはIPO(新規上場)もスタート。トピックスの増加で投資家のグロース株への関心が高まるシナリオに期待したい。
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