新興市場のポイント

今週の新興市場では、日経平均につれてマザーズ指数、日経ジャスダック平均とも上昇した。
米政府機関の閉鎖回避や米中通商協議の進展に対する期待から日経平均が一時2万1000円台を回復し、新興市場でも投資家心理が上向いた。
週末にかけては利益確定売りが優勢となり、上げ幅を縮めた。
また、時価総額上位銘柄の一角などが値を崩したため、マザーズ指数の上昇率は日経平均に比べ低かった。
週間の騰落率は、日経平均が+2.8%であったのに対して、マザーズ指数は+1.1%、日経ジャスダック平均は+0.8%だった。

来週の新興市場では、18年4-12月期の決算発表が一巡したことで、個人投資家の物色が東証1部の主力株から中小型株にシフトすることが期待される。
値動きや需給面で選別する動きが強まる可能性があるだろう。
マザーズ主力株も方向感はまちまちで、マザーズ指数は強含みながらも引き続き900pt手前で推移しそうだ。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次