[概況]
23日の外国為替市場は、欧州時間に入ってユーロ円の下落が目立っている。下落の理由はユーロ圏の指標結果だ。
具体的にはドイツの製造業PMIで、結果は41.4と予想44.0を下回った。
さらにそのあと発表されたユーロ圏製造業PMIも弱気な結果となり(予想:47.3 結果45.6)、ユーロ売りに拍車をかけたのだった。値動き見ると、東京時間中は118円台後半で動意に欠けたが、上記の指標が伝わると急落し安値を117.750円としている。
さて、この後のユーロ円は20日移動平均線が位置する118.200円近辺がポイントとなりそうか。仮に本日の終値が同水準を下抜けた場合、地合いは一層悪化したと言えそうで、再び9/3安値115.870円をうかがう流れとなりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
