投資部門別売買動向

■海外勢が11週ぶりに買い越す一方、個人は3週連続で売り越す
 
東証が31日に発表した1月第4週(21日~25日)の投資部門別売買動向によると海外投資家が11週ぶりに買い越しに転じた。
買越額は1201億円と部門別買越額トップだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経平均先物とTOPIX先物の合計、4週連続で買い越し、買越額は1494億円と前週の1413億円から若干増えた。
現物と先物の合算買越額は2696億円と前週の870億円から急拡大した。海外投資家の売りは一巡した可能性が高い。
 
一方、個人投資家は3週連続で売り越した。売越額は757億円と前週の996億円から減少したものの、部門別売越額トップだった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行部門は10週ぶりに売り越し、売越額は152億円だった。投資信託部門は2週連続で売り越し、売越額は177億円と前週の154億円から増加した。
 
日経平均が3週続伸し約1ヵ月ぶりの高値に上昇する中、海外投資家が11週ぶりに買い越す一方、個人投資家は3週連続で売り越した。

 

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