手控えムードか

日経平均は安く始まった後は下げ渋ったが、それでも449円安(2万261円)と大きな下落となった。安値が2万173円までで、8月6日の安値2万110円を下回らなかった点は好感できる。
 
27日の東京株式市場は、米中貿易対立の激化が警戒されるなか、手控えムードが強まりそうだ。
目先はNYダウ平均が8月15日の安値25339ドルを割り込む前に反転してくるかが注目される。割り込んだ場合には、日経平均は2万円割れの展開も想定される。
ドル円は一時104円台をつけるなど、再び円高方向に傾いている。しばらくはトランプ米大統領の言動に振り回されると予想されるだろう。
 
 
■テクニカル・ポイント(26日現在)
 
21069.90  均衡表雲下限(週足)
21036.93  均衡表雲下限(日足)
20966.92  均衡表転換線(週足)
20966.92  均衡表基準線(日足)
20965.28  25日移動平均線
20793.69  ボリンジャー:-1σ(26週)
20710.91  新値三本足陽転値
20632.40  ボリンジャー:-1σ(13週)
20576.49  6日移動平均線
20453.13  ボリンジャー:-1σ(25日)
20452.48  均衡表転換線(日足)
20294.34  ボリンジャー:-2σ(26週)
 
20261.04  ★日経平均株価26日終値
 
20168.17  ボリンジャー:-2σ(13週)
19940.97  ボリンジャー:-2σ(25日)
19794.98  ボリンジャー:-3σ(26週)
19703.93  ボリンジャー:-3σ(13週)
19428.82  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 
 
ローソク足はマドを空けて陰線を引き、再び下向きに転じた5日線を下放れた。一方、下値抵抗線として意識された6日ザラ場安値2万110円76銭はキープし、底割れを一旦回避した格好となった。
ボリンジャーバンドでは、-1σと-2σの中間付近に下降して終了し、6日の-3σ割れをボトムとする緩やかな回復トレンドが終了した格好。
RSI(14日ベース)は31.48%(前週末32.09%)、東証1部の騰落レシオは81.51%(同94.32%)にそれぞれ低下し、いずれも「売られ過ぎ圏」入りを窺う位置にある。
 
 
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次