日経平均は終日さえない展開だった。S&P500は連日で高値を更新しており、ファーストリテイリングの6月の月次はかなりの好内容。多少の円高はこなして上を試してほしいところであったが、ダラダラと下げが続いた。
明日4日の東京株式市場は、手控えムードか。
国内では重要経済指標の発表は予定されておらず、米国市場は短縮取引。休場明けの5日は米雇用統計の発表日でもあり、この先、週後半にかけては海外からの好材料はあまり期待できない。手掛かり難の中で為替が一段と円高に振れるようだと、リスク回避の売りが多く出てくる可能性はあり注意したい。
あすは5日線(2万1547円、3日時点)より上で推移できるかが注目されるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(3日現在)
22857.73 ボリンジャー:+3σ(13週)
22382.72 ボリンジャー:+2σ(13週)
22341.56 ボリンジャー:+2σ(26週)
22148.93 ボリンジャー:+3σ(25日)
21907.71 ボリンジャー:+1σ(13週)
21804.23 ボリンジャー:+2σ(25日)
21754.36 ボリンジャー:+1σ(26週)
21698.33 均衡表雲上限(週足)
21638.16 ★日経平均株価3日終値
21620.88 200日移動平均線
21557.19 均衡表雲上限(日足)
21470.51 6日移動平均線
21459.52 ボリンジャー:+1σ(25日)
21432.70 13週移動平均線
21422.88 75日移動平均線
21410.03 均衡表転換線(日足)
21357.26 均衡表雲下限(日足)
21261.01 均衡表雲下限(週足)
21240.07 均衡表転換線(週足)
21167.17 26週移動平均線
21114.81 25日移動平均線
21086.59 新値三本足陰転値
21036.93 均衡表基準線(日足)
ローソク足は陰線を引いたが、上向きの5日線を割り込むことなく推移。終値は200日線上をキープしたほか25日線も上向きで終了。5月7日安値2万1875円11銭を上端とするマド埋めに向けた短期上昇トレンドの継続を示唆している。目先は上昇再開の材料待ちの局面となろう。
ボリンジャーバンドは+2σをやや下回る位置にとどまり、上値拡張の余地を残している。各バンドの間隔が拡大してきたため、一旦動き出すと値幅が大きくなりやすい点に留意したい。
RSI(14日ベース)は61.46%(前日62.94%)と2日連続で小幅下落したが、依然として中立圏上方にあり、こちらもボリンジャーバンドと同様に上値余地を示唆している。
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