19日の日経平均は続落。69円安の2万3864円で取引を終えた。
トランプ米大統領が、ウクライナ疑惑をめぐる権力の乱用と議会への妨害で弾劾訴追されたことを不安視する場面もみられたが、参加者が限られる中、基本的にはリバランス中心の売買が続いた。
日経平均は2万4000円を下回っての推移が続いていたが下値は堅く、狭いレンジでのこう着。こういった中で個人主体の中小型株物色にシフトしており、とりわけIPOラッシュにより、IPO銘柄を中心とした値幅取り狙いの売買が目立っていた。
終日2万4000円より下で推移し、終値(2万3864円)では5日線(2万3968円)を下回った。
日銀金融政策決定会合を消化して一段と材料がなくなる年末にかけては、不安定な地合いが続くと予想する。大幅高となった翌週がここまでは案外の動きとなっていることから、週末の明日は手じまい売りが出やすいとみておいた方が良いだろう。
マド上限である2万3775円処を割り込まずに底堅い展開が続くようだと、参加者が戻るクリスマス明け以降の強いトレンド形成が期待されてくるとみておきたい。それまでは、IPO銘柄など個人主体の売買が続きそうである。
■テクニカル・ポイント(19日現在)
25195.53 ボリンジャー:+3σ(26週)
25192.62 ボリンジャー:+3σ(13週)
24425.22 ボリンジャー:+2σ(13週)
24299.69 ボリンジャー:+3σ(25日)
24159.61 ボリンジャー:+2σ(26週)
24017.36 ボリンジャー:+2σ(25日)
23877.61 6日移動平均線
23864.85 ★日経平均株価19日終値
23735.02 ボリンジャー:+1σ(25日)
23712.38 均衡表転換線(日足)
23657.82 ボリンジャー:+1σ(13週)
23452.69 25日移動平均線
23408.92 均衡表基準線(日足)
23274.51 均衡表転換線(週足)
23170.35 ボリンジャー:-1σ(25日)
23141.55 新値三本足陰転値
23123.69 ボリンジャー:+1σ(26週)
22890.43 13週移動平均線
22888.01 ボリンジャー:-2σ(25日)
22799.17 均衡表雲上限(日足)
22605.68 ボリンジャー:-3σ(25日)
22569.79 75日移動平均線
22123.03 ボリンジャー:-1σ(13週)
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