当面の底打ちが期待できるか

6日の日経平均は続落。
2万円接近で短期筋の買い戻しの流れもみられたほか、日銀のETF買い入れやGPIFによる買い等も観測されるなか、後場になると日経平均は2万600円台まで下げ幅を縮める局面もみられていた。
 
今晩の米国株が上昇して為替も円安に振れた場合には、直近の下げ分を一気に戻しに行く可能性もある。
8月に入ってからの急落でチャートは大きく崩れているため、13週線(21210円、6日時点、以下同じ)や26週線(21338円)が当面の上値のメドとなる。
地合い一変でこれらを早々に上抜く展開に期待したいところだが、もたつくようだと、リバウンドが短期にとどまる可能性があり注意したい。
 
チャート形状では日経平均の2万円手前での長い下ヒゲを残しての陽線形成となり、ボトム形成が意識されやすいところではある。
とは言え、米中摩擦の長期化が警戒される中では、外部環境の行方を見極める必要があるため、ボトムというよりは、今後も値動きの荒い相場展開に備えておいた方が良さそうである。
 
物色では、日経平均が一気に2万1000円台を試すような強い動きとなるならば、ここ数日で決算を材料に急落した銘柄や市況関連など、直近で売り込まれた銘柄に資金が向かうと予想する。そこまで強い動きとならず、まだ方向感を探るような動きとなるならば、きょうプラス圏まで戻してきた銘柄が狙い目だ
 
 
■テクニカル・ポイント(6日現在)
 
21188.26  ボリンジャー:-1σ(25日)
21054.14  均衡表雲下限(週足)
20966.92  均衡表基準線(日足)
20966.92  均衡表転換線(日足)
20966.92  均衡表転換線(週足)
20885.93  ボリンジャー:-2σ(25日)
20878.65  ボリンジャー:-1σ(26週)
20849.96  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
20585.31  ★日経平均株価6日終値
 
20583.61  ボリンジャー:-3σ(25日)
20489.57  ボリンジャー:-2σ(13週)
20419.29  ボリンジャー:-2σ(26週)
20129.18  ボリンジャー:-3σ(13週)
19959.93  ボリンジャー:-3σ(26週)
 

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