20日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3000円-3万3500円を想定。(19日終値3万3370円42銭)
米国株は休場で材料難。欧州株は下落した。きょうは米株先物の動向をにらみながら、ここまでの上昇に対する利益確定売りと押し目を待っていた投資家の買いがせめぎ合うことになるだろう。
日経平均株価はきのう19日に大幅反落した弱い動きが継続し、売りが先行するとみられる。現地21日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控えていることから、手控えムードが広がるなか、落ち着きどころを探る動きとなることも想定される。
一方、きのう19日にマザーズ指数が続伸し、終値ベースで年初来高値を更新する動きをみせたことから、グロース銘柄を中心とした中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(19日は141円84-85銭)、ユーロ・円が1ユーロ=154円台の後半(同155円02-06銭)と小動き。
大阪取引所のナイトセッションでは、19日の清算値比90円安の3万3320円だった。
【好材料銘柄】
■ジェイテックコーポレーション <3446>
半導体関連材料向け表面先端加工装置を受注。総額3億円。23年6月期業績予想に一部織り込み済み。
■HOUSEI <5035>
AI顔認証端末「WelcomID」を活用したオフィスセキュリティに特化したサービス「入退室管理ソリューション」を提供開始。
■バーチャレクス・ホールディングス <6193>
東京電力エナジーパートナーにマザーセンターモデルの構築および運用支援サービスを継続実施。
■図研 <6947>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.73%にあたる110万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月20日から24年3月29日まで。
■ピアズ <7066>
7月20日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■テンアライド <8207>
株主優待制度を拡充。保有株数の区分に「1500株以上」を新設し、株主優待券3万円分(年間)を贈呈する。1500株以上を1年以上継続保有する株主には3000円分(年間)を追加する。23年9月末から適用。
【主な経済指標・スケジュール】
20(火)
【国内】
予定はありません
【海外】
中国6月の最優遇貸出金利(LPR)
米5月住宅着工件数(21:30)
《米決算発表》
フェデックス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
