弱含みの展開か

21日の東京株式市場は反落後、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2900円-3万3400円を想定。(20日終値3万3388円91銭)
休場明けの米国株は下落。ダウ平均は245ドル安の34053ドルで取引を終えた。米国株安を受けて売りに押されると予想する。

きのう20日の日経平均株価は、小幅に反発したものの、取引時間中はマイナス圏での推移が長かったことや、現地20日の欧州株式が下落したこともあり、売り先行スタートとなろう。

ただ、先高観を背景に海外投資家による買いが期待されていることから、売り一巡後は下げ渋る動きをみせる場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の半ば(20日は141円77-78銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=154円台の前半(同155円14-18銭)と円高に振れている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比235円安の3万3105円だった。

【好材料銘柄】 

■雪国まいたけ <1375> 
きのこを主原料とした代替肉の開発に成功。

■SDSホールディングス <1711>
リユース・リサイクル太陽光パネルおよび太陽光発電設備のデューデリジェンス事業について審査登録機関BMトラダ・ジャパンと業務提携。

■FRONTEO <2158> 
日本郵政 <6178> がガバナンス態勢の強化にフロンテオのAIソリューション「KIBIT Knowledge Prob」を活用。

■ディー・エル・イー <3686>
今期最終を8倍上方修正。

■アララ <4015> 
今期営業を一転黒字に上方修正。

■コニシ <4956> 
発行済み株式数(自社株を除く)の8.47%にあたる300万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月21日から24年3月29日まで。うち170万株を6月21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。

■タムロン <7740> 
今期配当を5円増額修正。また、発行済み株式数の6.40%にあたる160万株の自社株を消却する。消却予定日は6月30日。

【主な経済指標・スケジュール】

21(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(4/27~28開催分)
5月訪日外客数(16:15)
通常国会会期末

【海外】
米20年国債入札
パウエルFRB議長が米下院で議会証言

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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