弱含みの展開か

7日の東京株式市場は、弱含みの展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、3万2300円-3万2800円を想定。(6日終値3万2773円02銭)
米国株は下落。ダウ平均は366ドル安の33922ドルで取引を終えた。
米国の長期金利上昇が続き、それに対して米国株も下に強く反応している。

きのう6日に大幅に3日続落した動きや、現地6日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなろう。
指数連動型ETF(上場投資信託)の運用会社による、分配金をねん出するための売りが警戒されるなか、模様眺めムードが広がり、軟調に推移するとみられる。

為替相場は、ドル・円が1ドル=144円トビ台(6日は143円91-92銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の後半(同156円22-26銭)とやや円安方向に振れている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比280円安の3万2450円だった。

【好材料銘柄】 

■わらべや日洋ホールディングス <2918>
3-5月期(1Q)経常は46%増益で着地。

■ヨンドシーホールディングス <8008>
3-5月期(1Q)経常は73%増益で着地。

■オンワードホールディングス <8016>
上期経常を4.9倍上方修正、通期も増額、配当も2円増額。6月既存店売上高は前年同月比12.5%増と増収基調が続いた。

■ヘリオス <4593> 
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する体性幹細胞再生医薬品「HLCM051」の開発を推進するための子会社を設立。また、ベンチャーキャピタルのサイセイベンチャーズと同子会社への出資の検討や資金調達のサポートを行うことで基本合意書を締結。

■インターアクション <7725>
イメージセンサ検査関連製品の大口受注を獲得。受注金額は2.3億円、契約納期は23年12月~24年5月を予定。

【主な経済指標・スケジュール】

7(金)
【国内】
5月家計調査(8:30)
5月景気動向指数(14:00)
G7都市相会合(高松、~7/9)
《決算発表》
安川電、良品計画、フジ、ライフコーポ、ワキタ、技研製、サーラ、TAKARA&C、北興化、ジャステック、日本BS放、Fブラザース、ミタチ、和田興産

【海外】
米6月雇用統計(21:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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