25日の東京株式市場は、反落後も弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7500円-2万8000円を想定。
先週末の米国株は下落。ダウ平均は137ドル安の31899ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、前週末22日まで7連騰となっていたことや、現地22日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢のスタートとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の前半(前週末22日は137円58-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円前後(同139円48-52銭)と円高方向に振れており、輸出関連株には重しとなりそう。
また、全国の新型コロナの新規感染者数が、23日に初めて20万人を超え、社会経済活動への影響を警戒する場面もありそう。
今週は米国の主力グロース株の決算発表も多い。きょうはイベント待ちの中で売りだけが急がれることになるだろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比250円安の2万7640円だった。
【好材料銘柄】
■B-R サーティワンアイスクリーム <2268>
上期経常が2.1倍増益で着地・4-6月期も2.1倍増益。
■レーサム <8890>
発行済み株式数の21.57%にあたる800万株の自社株を消却する。消却予定日は7月29日。
■インタートレード <3747>
デジタル資産の清算処理システムに関する特許を取得。
■クレステック <7812>
前期経常を一転18%増益に上方修正・最高益、配当も6円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
25(月)
【国内】
6月全国百貨店売上高(14:30)
《決算発表》
コーエーテクモ、キヤノンMJ、ナガワ、インソース、トランコム、KOA、キヤノン電、不二家
【海外】
独7月Ifo景況感指数(17:00)
米2年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
