15日の日経平均株価は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万9500円-2万9800円。
NYダウ平均は上昇し、53ドル高の33730ドルで取引を終えた。一方、S&P500とナスダックは下落した。
日経平均株価は足元で上値の重い動きが続いているなか、現地14日の米国株式は、NYダウが反発した一方、ナスダック総合指数は反落するなどまちまちの動きだった。
手掛かり難から様子見ムードの強い地合いになると予想する。下げても2万9500円はサポートになるとみるが、上値も重いだろう。
現地15日の米国では、3月小売売上高、4月NY連銀製造業景気指数、4月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数などの経済指標の発表を控えていることもあり、模様眺めムードが広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(14日は108円99銭-109円01銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同130円32-36銭)で小動き。
【好材料銘柄】
■ロック・フィールド <2910>
今期経常を65%上方修正。
■JMACS <5817>
今期経常は11倍増益へ。
■ロゼッタ <6182>
今期経常は77%増で2期ぶり最高益、前期配当を4期ぶり6円で復配・今期は4円増配へ。
■ハイアス・アンド・カンパニー <6192>
くふうカンパニー <4399>と資本業務提携。くふうは1株138円でTOBを実施し、同社の連結子会社化を目指す。また、くふうを引受先とする1375万1600株の第三者割当増資を実施する。
■ミナトホールディングス <6862>
日本サムスン、トーメンデバイス <2737> と共同で、国内大手メーカー向け製品に搭載されるデバイスの供給プロジェクトを本格稼働。
■関通 <9326>
今期経常は66%増で3期連続最高益更新へ。
■プレナス <9945>
前期経常が上振れ着地・今期は3倍増益、30円増配へ。
■キューブシステム <2335>
前期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■コメダホールディングス <3543>
今期税引き前は32%増益、12円増配へ。
■システムインテグレータ <3826>
今期経常は50%増益、前期配当減配も今期増配。
■WACUL <4173>
今期経常は4.1倍増で2期連続最高益更新へ。
■ダイト <4577>
今期経常を一転10%増益に上方修正・最高益更新へ。
■RPAホールディングス <6572>
前期経常が上振れ着地・今期は36%増益へ。
■FDK <6955>
前期経常を33%上方修正。
■エスケイジャパン <7608>
今期経常は30%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.96%にあたる25万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
■サマンサタバサジャパンリミテッド <7829>
今期最終は黒字浮上へ。
【主な経済指標・スケジュール】
15(木)
【国内】
日銀支店長会議で黒田総裁が挨拶
地域経済報告(さくらレポート)
【海外】
米3月小売売上高(21:30)
米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米3月鉱工業生産(22:15)
米2月対米証券投資(4/16 5:00)
《米決算発表》
バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、デルタ航空
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
