引き続き強い動きか

 
 
明日はいよいよG20大阪サミットが開催される。
ただ、米国と中国の会談は29日(土)の11時半に開催されると伝わっており、取引時間中は期待半分、不安半分といった地合いになるかもしれない。
為替の動向を横にらみに足もとの円安基調がキープされるようであれば引き続き強い動きが想定される。
各国要人の言動や関連報道に振らされる可能性もあり注意したい。ただ、きょうの日経平均の高値引けはなかなか強い動き。相変わらず商いは低水準で、買い戻しの域を出ていないようにも見えるが、きょうの上昇で先週末比(21日終値:2万1258円)ではプラスとなっている。
先週抵抗となった13週線(2万1404円、27日時点)を上回って週を終えることができるかに注目したい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
 
21877.87  ボリンジャー:+1σ(13週)
21843.45  ボリンジャー:+3σ(25日)
21727.13  ボリンジャー:+1σ(26週)
21698.33  均衡表雲上限(週足)
21645.87  200日移動平均線
21576.10  ボリンジャー:+2σ(25日)
21557.19  均衡表雲上限(日足)
21462.86  新値三本足陽転値
21406.95  75日移動平均線
21404.23  13週移動平均線
 
21338.17  ★日経平均株価27日終値
 
21326.28  均衡表転換線(週足)
21323.97  均衡表雲下限(日足)
21308.76  ボリンジャー:+1σ(25日)
21271.01  6日移動平均線
21261.01  均衡表雲下限(週足)
21211.01  均衡表転換線(日足)
21107.12  26週移動平均線
21041.41  25日移動平均線
20930.59  ボリンジャー:-1σ(13週)
20893.73  均衡表基準線(日足)
20774.06  ボリンジャー:-1σ(25日)
20655.75  均衡表基準線(週足)
20506.72  ボリンジャー:-2σ(25日)
20487.11  ボリンジャー:-1σ(26週)
 
ローソク足は陽線を引いて高値引けする一方、5日線は下降を続け、強弱感の対立を窺わせた。一目均衡表では、雲下で推移してきた株価が終値ベースで5月27日以来1カ月ぶりに雲中に復帰したほか、遅行線は応当日の株価を上回って強気シグナル発生を再開し、地合いの好転を示唆している。
 
ボリンジャーバンドでは、終値が+1σを上回り、こちらも地合い改善を示している。RSI(14日ベース)は64.31%(前日58.50%)に上昇し、下降トレンド入りの可能性が後退した格好となった。
 
 
【自社株買い】
(27日大引け後 発表分)
 
○エディオン <2730>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.49%にあたる500万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から12月23日まで。
 
○日理化 <4406>
発行済み株式数の1.90%にあたる72万2000株の自社株を消却する。消却予定日は7月11日。
 
○ツナグGHD <6551>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.16%にあたる8万5000株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月28日から20年3月31日まで。
 
○プレス工 <7246>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる150万株(金額で7億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月28日から9月30日まで。
 
 
【信用規制・解除】
 (27日大引け後 発表分)
 
○シンクレイヤ <1724>
東証が28日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
○ホープ <6195>
東証が28日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
○日本通信 <9424>
東証が28日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 

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