日経平均は寄り付きこそ300円を超える上昇となったが、終わってみれば小幅高とさえない1日になった。きのうが大幅高となり、きょうも寄り付きから3万3000円を大きく上回っただけに、買い安心感が強まっても良かった局面。ただ、米国動向から追い風を受けると期待された半導体株がそこまで強い動きとはならなかった上に、銀行株、自動車株、新興銘柄など明確に嫌われたところはいくつかあっただけに、次第に手がけづらさが意識された。
本日は米国で11月消費者物価指数(CPI)が発表される。FOMCもきょうから開催となるため指標に対する反応は限られるかもしれないが、為替動向には注意を払う必要がある。弱めの結果となってドル安・円高が進むようだと日本株は嫌われる。きょうの日経平均は一時25日線(3万3065円、12日時点、以下同じ)を上回りながら終値では下回った。あす大きく下げてしまうとチャートの形状が悪化するだけに、5日線(3万2849円)を意識しつつ底堅く推移できるかどうかが注目される。
■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
33625.53 新値三本足陽転値
33517.94 ボリンジャー:+1σ(25日)
33189.74 ボリンジャー:+1σ(13週)
33135.15 ボリンジャー:+1σ(26週)
33065.32 25日移動平均線
32951.40 均衡表基準線(日足)
32878.48 均衡表転換線(日足)
32843.70 ★日経平均株価12日終値
32837.23 6日移動平均線
32612.70 ボリンジャー:-1σ(25日)
32405.36 26週移動平均線
32395.58 75日移動平均線
32317.96 13週移動平均線
32195.88 均衡表転換線(週足)
32170.57 均衡表基準線(週足)
32160.08 ボリンジャー:-2σ(25日)
32060.99 均衡表雲上限(日足)
31707.46 ボリンジャー:-3σ(25日)
31675.56 ボリンジャー:-1σ(26週)
31639.76 均衡表雲下限(日足)
31446.19 ボリンジャー:-1σ(13週)
31165.94 200日移動平均線
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