底堅い展開か

Market Data
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【日経平均】
41190円68銭(▲1033円34銭=2.45%)
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【TOPIX】
2894.56(▲34.61=1.18%)
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【グロース250】
677.13(△21.27=3.24%)
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【プライム売買高】18億3255万株(△2539万株)
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【売買代金】5兆2369億円(△5278億円)
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【値上がり銘柄数】1020(前日:1251)
【値下がり銘柄数】573(前日:356)
【新高値銘柄数】101(前日:131)
【新安値銘柄数】8(前日:7)
【25日騰落レシオ】119.32(前日:118.57)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は1033円安と4日ぶり大幅続落、4万2000円割る
 2.前日の米国ではナスダック指数が大幅安、為替も大幅な円高進む
 3.ディスコや東エレクなど半導体関連株に利益確定売りが膨らむ
 4.トヨタなど自動車株や三菱UFJなど大手銀行株も軟調に推移
 5.円高メリット株のニトリHDには見直し買いが入り値を上げる
 
 
今週は荒い動きが続いたが、週間では上昇した。
日経平均は週明け8日は米国株高を好感できずに下落したが、9日から11日までは3日連続で3桁の上昇。9日は半導体株が強く買われて800円近く上昇し、10日はファーストリテイリングなど指数構成銘柄に買いが入った。11日は米国株高を追い風に400円近い上昇となり、42000円を上回った。
ドル円が一時大きく円高に振れたことも警戒材料となり、12日は大型株が売り込まれて1000円を超える下落。それでも週間ではプラスで終えた。
日経平均は週間では約278円の上昇となり、週足では5週連続で陽線を形成した。
 
 
来週は底堅い展開か。東京市場は月曜15日が休場で4日立ち合い。
米国では経済指標の発表が多く、4-6月期の決算発表も出始める。欧州では18日にECB理事会が開催されることから、海外の材料に一喜一憂することになるだろう。ディスコ、ASML、TSMCの決算発表が予定されており、グローバルで半導体株の注目度が高まる展開が想定される。国内半導体株の多くは12日に大きく下落したが、これらの決算が良ければ押し目買いが入ると思われる。失望決算となった場合、半導体株は嫌われるだろうが、日本株全体では半導体株を見切って、別の業種に資金がシフトする可能性が高い。
米6月CPIが弱かったことから、米国の利下げに対する期待は一段と高まっている。多少不安定となりながらも、買い意欲の強い状態が継続すると予想する。
 
来週の日経平均株価の予想レンジは4万600~4万1800円前後を想定。
市場関係者からは「相場の堅調地合いは強い」との声が聞かれる。ただ、東京市場は前のめり状態で上昇基調を強めただけに、今月下旬にかけていま一度足もとの状況を確認する場面となることも考えられそうだ。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
 
43216.04  ボリンジャー:+3σ(25日)
42940.76  ボリンジャー:+3σ(26週)
42115.20  ボリンジャー:+3σ(13週)
42054.15  ボリンジャー:+2σ(25日)
41519.57  ボリンジャー:+2σ(26週)
41419.99  6日移動平均線
 
41190.68  ★日経平均株価12日終値
 
41029.90  ボリンジャー:+2σ(13週)
40942.20  均衡表転換線(日足)
40913.65   新値三本足陰転値
40892.26  ボリンジャー:+1σ(25日)
40188.49  均衡表基準線(日足)
40098.39  ボリンジャー:+1σ(26週)
40021.89  均衡表転換線(週足)
39944.59  ボリンジャー:+1σ(13週)
39730.36  25日移動平均線
39089.00  75日移動平均線
38899.01  均衡表基準線(週足)
38859.29  13週移動平均線
38856.21  均衡表雲上限(日足)
38677.21  26週移動平均線
 

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