底堅い展開か

今週は堅調となった。コロナ治療薬への期待から先週末の米国株が大幅高となった流れを受けて、日経平均は月曜13日に500円近く上昇。
その後、15日にも大幅高となり2万2900円台に乗せた。経済活動再開への期待から景気敏感株が軒並み高となり、上昇を主導した。
 
ただ、バリュー株が買われた一方で、半導体株を中心にグロース株は調整売りに押されたことから、節目の2万3000円を前にしては伸び悩んだ。
しかし、週初に節目の2万2500円をあっさり超えてきたことから、反動売りが出てくる場面でも大きく地合いが悪化することはなく、週を通しては強い基調が続いた。
7月第3週(13~17日)の日経平均株価は週初に大幅高となり、後半は軟化したものの、週間では405円(1.8%)高と3週ぶりに上昇した。週足では陽線を形成した。
 
 
来週は底堅い展開か。
来週からは3月決算企業の第1四半期の業績発表が本格的にスタートすることから、8月中旬あたりまでは材料が多く、個別の活況が相場を下支えするとの期待も高まりやすい。ただ、東京株式市場は祝日が2日あり3日立ち合いとなる。
米国でも決算発表が出始め、指数の値動きは荒くなる展開も予想される中、高くなったところでは、4連休を前にリスク回避もしくは利益確定の売りが上値を抑える可能性はみておく必要があると考える。
決算を契機に株高が加速する可能性は低いと思う。買うにしても逆張りスタンスが良いと考える。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(17日現在)
 
25257.78  ボリンジャー:+3σ(13週)
25157.31  ボリンジャー:+2σ(26週)
23987.69  ボリンジャー:+2σ(13週)
23295.50  ボリンジャー:+3σ(25日)
23140.85  ボリンジャー:+1σ(26週)
23009.34  ボリンジャー:+2σ(25日)
22823.46  均衡表雲上限(週足)
22723.17  ボリンジャー:+1σ(25日)
22717.61  ボリンジャー:+1σ(13週)
 
22696.42  ★日経平均株価17日終値
 
22679.14  6日移動平均線
22625.32  均衡表転換線(日足)
22437.00  25日移動平均線
22247.70  均衡表基準線(日足)
22150.83  ボリンジャー:-1σ(25日)
22113.36  均衡表雲下限(週足)
21997.88  均衡表雲上限(日足)
21930.93  200日移動平均線
21864.66  ボリンジャー:-2σ(25日)
21592.48  均衡表転換線(週足)
21578.49  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 

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