26日の日経平均株価は模様眺めムードのなか、軟調に推移した。
押し目買い意欲も盛り上がらず、徐々に下げ幅を広げる展開となった。日経平均株価終値は、前日比46円49銭安の2万2892円69銭と3日ぶりに反落した。
明日27日の東京株式市場は、底堅い展開か。
クリスマス明け26日の米国株動向が注目されるが、明日は海外投資家が休暇から、マーケットへの復帰が期待される。
市場では、「外国人投資家はクリスマス休暇前に日本株のポジション調整を終えているとみられ、買いが入りやすい」との声が聞かれる。明日は、受渡しベース実質新年相場入りで、需給が改善する可能性がある。
ただ、手掛かり材料に乏しい状況に大きな変化はないとみられ、上値は限定されよう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
23697.71 ボリンジャー:+2σ(26週)
23654.41 ボリンジャー:+2σ(13週)
23287.23 ボリンジャー:+3σ(25日)
23091.52 ボリンジャー:+2σ(25日)
22960.24 ボリンジャー:+1σ(13週)
22895.81 ボリンジャー:+1σ(25日)
22893.41 6日移動平均線
22892.69 ★日経平均株価26日終値
22734.37 均衡表転換線(日足)
22700.10 25日移動平均線
22611.11 均衡表転換線(週足)
22556.77 均衡表基準線(日足)
22504.39 ボリンジャー:-1σ(25日)
22417.41 均衡表雲上限(日足)
22381.55 ボリンジャー:+1σ(26週)
22308.68 ボリンジャー:-2σ(25日)
22266.07 13週移動平均線
22177.04 新値三本足陰転値
22112.97 ボリンジャー:-3σ(25日)
引き続き日中値幅が80円弱と狭いレンジ内での推移が続いており、5日線を挟んでのこう着となった。ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでのこう着が続いており、トレンドに変化はない。バンドは緩やかに上昇しているが、ほぼ横ばい推移となっており、トレンドが出難い状況でもある。
週間形状ではこう着ながらも、もち合いレンジの上限で推移している形状であり、13週線を支持線とした下値切り上げのトレンドは継続。週足のボリンジャーバンドでは、+1σが支持線として機能しており、バンドが拡大する中で、+2σは23760円辺りまで上昇。トレンドが出るとすれば、もち合いレンジを上放れる格好だろう。
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