【寄り付き概況】
6日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前営業日比50円88銭高の3万9945円42銭。
米国株市場では昨年下旬からNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに調整色を強めていたが、いずれも前週末3日は切り返しに転じており過度な不安心理は後退している。
ただ、ダウは前週末に反発する前までの直近4営業日で900ドル以上の下落をみせるなど、長期金利の上昇を背景に利益確定売り圧力が拭えない状況で、当面は米株市場を横にらみに東京株式市場も不安定な地合いが想定される。日経平均は昨年末にフシ目の4万円大台を割り込んで取引を終えたが、当面は4万円台にいつ復帰できるかがポイントとなるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は朝高後下げに転じた。
個別では、ファストリやソニーGが安い。トヨタやホンダ、デンソーが下落した。一方、アドテストや東エレクが高い。ソフトバンクグループ(SBG)やスズキ、三菱重が上昇した。
