【寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比89円79銭高の2万1826円23銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.82ポイント高の1755.99で始まった。
日経平均株価は小幅高の水準でもみ合う展開が続いている。
外国為替市場では、1ドル=106円90銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別で、ソフトバンクG、ファーストリテの値がさ株が買われ、任天堂が商いを集め、日産自、トヨタ、SUBARUは強含み。三井住友は小高い。日本電産が上伸し、JTは堅調。キーエンスが高く、武田、三井物はしっかり。
半面、ソニーが売られ、ビックカメラ、7&iHD、イオンは弱含み。NTTが下押し、東エレクは軟調。Vテクが反落し、東京海上は甘い。花王がさえない。
22日の米国市場ではNYダウが3日ぶりに反発したほか、シカゴ先物が大阪比で上昇していた流れもあり、前日の大幅下落に対する反発をみせた。
しかし、前日に割り込んだ5日線が心理的な抵抗として意識されるなか、2万1800円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。
日経平均がこう着の中、個人主体の資金は業績好調の中小型株での値幅取りに向かっているとみられる。
ランチバスケットは18件、489.25億円、差し引き40億円の買い越しとの観測。
