小幅高、円下落で買い戻し先行

【寄り付き概況】

25日の前場寄り付きの日経平均株価は小幅に反発して始まった。
一時前日比60円程度高い1万9400円台前半まで上昇した。
 
前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら続落、債務上限引き上げへの交渉が難航するとの観測が上値を重くしている。
「先軍節」を迎えた北朝鮮を巡る地政学リスクがくすぶるほか、ジャクソンホール会合でのイエレンFRB議長の講演を日本時間今晩に控えていることも買い手控え感につながりやすい。
 
一方、外国為替市場で1ドル=109円台半ばの推移と円安含みで推移していることは全体相場の支えとなる。足もとは値ごろ感からの買いが先行している。
外国為替市場での円高一服を背景にした買い戻しが先行し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅高で始まった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、22行種前後が高く値上がり上位に鉱業、鉄鋼、空運、医薬品、非鉄など。
 
個別では、任天堂、NTT、KDDI、トヨタ、ホンダが底堅く、ファナック、ファーストリテがしっかりソニー、東エレクは強含み。三菱UFJ、みずほFG、三井住友が小高く、野村、東京海上は買い優勢となっている。ペプチドリがにぎわい、武田、アステラス薬は堅調。
 
半面、キーエンス、安川電、JT、東宝が安くソフトバンクGが高寄り後に値を消している
 
225先物は、アムロ・メリル・大和・GS・JP・SBI・クレディが買い越し。
モルスタ・UBS・三菱・野村・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はメリル・アムロ・野村・ドイツが買い越し。
モルスタ・バークレイズ・GS・UBS・クレディが売り越し。
 
テクニカル的には、ダイキアク(4245)、マンダム(4917)、日精線(5659)、航空電子(6807)、日CMK(6958)、カメイ(8037)、トナミ(8070)が動兆。

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