小幅続落、前日終値付近で小動き

【寄り付き概況】

22日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比8円25銭安の2万3030円33銭。その後、上げに転じる場面もあった。
前日のNYダウが3日続落。「香港人権法案」をトランプ米大統領が署名するとの観測が広がり、中国による反発懸念が膨らんだ。
米中貿易交渉への警戒感が拭えず21日の米株式相場が下落しており、国内でも売りがやや先行した。ただ、21日までの3日間で日経平均の下げ幅は370円を超えており、相場の過熱感がやや薄れたとみた押し目買いも入っている。
 
この日は週末ということもあり、方向感に欠ける展開となる可能性も指摘されている。為替は108円50銭台と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、保険、紙パルプなど。一方、値下がりで目立つのは空運、その他製品ゴム、電力・ガスなど。
 
 
個別では、任天堂の売りが厚く、ソフトバンクGも下げ、ファーストリテは小幅安。東エレク、アドバンテス、武田、小野薬もさえない。
半面、ソニー、日本電産がにぎわい、トヨタ、ファナック、三井物、三菱商は値上がりしている。

テクニカル的には、ホクト(1379)、昭和産(2004)、コシダカ(2157)、カカクコム(2371)、インフォマート(2492)、ピックルス(2925)、日東紡(3110)、SFP(3198)、信和(3447)、イーブック(3658)、SI(3826)、eBASE(3835)、BML(4694)、デザインワン(6048)、日電産(6594)、日電波(6779)、リオン(6823)、共和電(6853)、ホトニクス(6965)、コンドーテック(7438)、日MDM(7600)、白銅(7637)、エステール(7872)、共同印(7914)、イワキ(8095)、リンガハット(8200)、Eギャラ(8771)、アサックス(8772)、京王(9008)、名鉄(9048)、トーカイ(9729)、CSP(9740)、福井コン(9790)が動兆。

 

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