【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は小幅に続伸して始まった。始値は前日比39円75銭高の2万6708円10銭。
英国と欧州連合(EU)の通商交渉が移行期間終了前に合意したことが好感された。米追加経済対策の先行きに不透明感があることや、海外の主要市場の多くが休場であることから積極的な売買は手控えられており、日経平均は一時、下げに転じた。
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=103円台の半ば(24日終値は1ドル=103円56-58銭)、1ユーロ=126円台の前半(同126円40-44銭)で取引されている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がりは海運、建設、不動産、鉱業、証券など。値下がりは情報・通信、機械、電気の3業種。
個別では、トヨタ、デンソー、信越化が高く、伊藤忠、ANA、日立造は堅調となっている。半面、IHI、富士通が軟調となっている。
