小幅続伸スタート、買い戻し続く

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は、前日比18円23銭高の2万474円31銭と小幅に続伸してスタート。きのう27日は、戻り待ちの売りに押される格好となり上値が重い展開で、現地27日の米国株式が反落したものの、為替相場の落ち着きから買いが先行したようだ。
 
前日のNYダウをはじめ主要指数が反落した。米国債券市場では米10年債利回りが米2年債利回りを下回る逆イールド現象が進んでおり、金利差が目先広がってきたことから市場の警戒感が強まっている。
一方、中国では消費刺激策を打ち出したことで、これは東京市場でも中国関連株を軸にポジティブ材料として意識される。ただ、全体相場を強く押し上げるような力はなさそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種が高く、値上がり上位に不動産、その他製品、その他金融、建設、証券など。値下がりで目立つのは鉄鋼、精密機器、医薬品など。

個別では、任天堂が買われ、ソニーは強含み。資生堂が高い。KDDI、NTT、7&iHDが堅調。三井不がしっかり。リクルートHDは小高い。
 
半面、東宝、ソフトバンクG、イオンは軟調。ZOZOが値を下げている。楽天も安い。武田、東エレク、キーエンス、ファナックが売られている。

225先物は野村・三菱・HSBC・メリル・SBI・楽天・ソジェンが買い越し。
アムロ・クレディ・パリバ・みずほ・JP・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はメリル・シティ・野村・バークレイズ・日興・JPが買い越し。
ソジェン・クレディ・みずほ・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、住電設(1949)、カワチ薬(2664)、シュッピン(3179)、SFP(3198)、トーア紡(3204)、東急不(3289)、クリレス(3387)、トリドール(3397)、信和(3447)、テクマト(3762)、LINE(3938)、ヤマシン(6240)、セガサミー(6460)、明電舎(6508)、ルネサス(6723)、Case(7196)、IDOM(7599)、シンシア(7782)、オリコ(8585)、京成(9009)、ドーム(9781)、王将(9936)、やまや(9994)が動兆。

 

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