小幅続伸スタート、手掛かり材料難

【寄り付き概況】

30日の日経平均株価は、前日比4円63銭高の2万2601円33銭と小幅に続伸してスタート。29日のNYダウが連日で史上最高値を更新した一方、ナスダック総合指数は反落するなど、まちまちの動きで、手掛かり材料難もあり、小動きで取引が開始された。
 
外国為替市場では1ドル=112円台に入る円安に振れていることから、輸出セクターには有利な環境ながら、米ハイテク株安の影響がどの程度反映されるかが注目される。
半導体関連を中心にハイテク株への利益確定売りが続き、日経平均は小幅高で始まった後、じりじりと値を下げている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種前後が高く、値上がり上位に保険、鉄鋼、銀行、海運、証券など。値下がりで目立つのは電気機器、その他製品、機械など。
 
個別では、東エレク、SUMCOが下げ止まらず、アドバンテス、ルネサス、信越化といった半導体関連株の下落が続いている。ソニー、富士通、キーエンス、ファナックも売り物、ソフトバンクGが値を下げている。
半面、三菱UFJ、三井住友の銀行株が軒並み高となり、野村、第一生命、東京海上も上伸している。トヨタ、ホンダは底堅い。ファーストリテ、OLC、北陸電がしっかりしている。
 
 
外資系等は、UT(2146)、フルキャスト(4848)、エンジャパン(4849)、コナミ(9766)、トリドール(3397)、太平洋セ(5233)、特陶(5334)、TDK(6762)、レオパ(8848)、鉄(5401)、JFE(5411)、アサヒ(2502)、日写(7915)、あおぞら(8304)、中銀(8382)、住ゴム(5110)、PALTAC(8283)、三越(3099)、ラウンドワン(4680)、東宝(9602)に注目。

225先物はシティ・日興・モルスタ・みずほ・ソジェン・バークレイズ・クレディが買い越し。
アムロ・メリル・ドイツ・大和・GSが売り越し。
TOPIX先物はGS・パリバ・モルスタ・JP・みずほが買い越し。
HSBC・ソジェン・メリル・日クオが売り越し。
 
テクニカル的には、ミライト(1417)、大東建(1878)、住友林(1911)、M&A(2127)、六甲バ(2266)、ALSOK(2331)、DyDo(2590)、アリアケ(2815)、アルペン(3028)、エストラスト(3280)、コスモス薬(3349)、コメダ(3543)、大王紙(3880)、三菱ケミ(4188)、アミューズ(4301)、富士製薬(4554)、神東塗(4615)、USS(4732)、日ヒューム(5262)、JFE(5411)、リンナイ(5947)、ジーテクト(5970)、井関(6310)、サムコ(6387)、富士通ゼネ(6755)、千代田イン(6915)、市光工(7244)、三菱食品(7451)、イオン北(7512)、コロワイド(7616)、東リ(7971)、ブラインド(7989)、三共興(8018)、島忠(8184)、AOKI(8214)、高島屋(8233)、三菱UFJリ(8593)、海上(8766)、ANA(9202)、KDDI(9433)、広ガス(9535)、共立メンテ(9616)、因幡電(9934)、サンドラ(9989)が動兆。

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