小幅続伸スタート、半導体関連に買い

【寄り付き概況】

25日の日経平均株価は小幅続伸して始まった。始値は前日比2円64銭高の2万2753円24銭。前日のNYダウが小幅反落したものの、ハイテク株などに買われるものが目立ちナスダック総合指数はプラスで引けた。
 
米半導体大手インテルが24日発表した2019年7~9月期決算は売上高が市場予想を上回った。外国為替市場ではドル安・円高が一服しているものの、日本の半導体関連企業にも業績底入れ期待が高まり、東エレクなどに買いが先行。相場を下支えしている。
一方、ソフトバンクグループ(SBG)は一時4000円を割り込み、全体の重荷になっている。傘下のビジョン・ファンドについて、保有株式の価値低下で評価の切り下げを検討していると一部で伝わり、売りが出ている。
 
本格化する企業決算を前にした週末ということもあって、全般上値は重いものの、ここ中小型株中心にテーマ買いの動きが活発であり個別株物色の流れは続きそうだ。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がり上位に医薬品、金属製品、繊維など。
 
個別では、東エレク、ソニーが買われ、SUMCOも堅調。キーエンス、SMCOLCが締まり、7&iHDが高く、ZOZOも値上がりしている。
 
半面、ソフトバンクGが大量の売りで4営業日連続安。任天堂が甘く、ファーストリテもさえない。KDDI、NTTが売られ、ソフトバンクは弱含んでいる。
 
テクニカル的にはMISAWA(1722)、東亜道(1882)、WDB(2475)、Hamee(3134)、メディアス(3154)、ビーロット(3452)、サイバリンクス(3683)、サイバリンクス(3683)、SI(3826)、アドソル(3837)、PCI(3918)、大日精(4116)、みらか(4544)、トレンド(4704)、OATアグリ(4979)、ガイシ(5333)、MARUWA(5344)、住友鉱(5713)、DOWA(5714)、三和HD(5929)、日東精(5957)、OSG(6136)、パンチ(6165)、セラク(6199)、椿本チ(6371)、グローリー(6457)、富士通(6702)、沢藤電(6901)、デンソー(6902)、Casa(7196)、武蔵精密(7220)、タチエス(7239)、SHOEI(7839)、オークワ(8217)、ゼビオ(8281)、地銀セクター、アイザワ(8708)、スパークス(8739)、センコー(9069)、C&F(9099)、渋沢倉(9304)、クロップス(9428)、KDDI(9433)、NSW(9739)、イノテック(9880)、JBCC(9889)、サンドラッグ(9989)、グローセル(9995)が動兆。
 
 
 

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