【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比5円45銭高の1万9351円22銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、4.28ポイント安の1412.70で始まった。
銀行など大型株の一角に押し目買いが入り、日経平均株価は小幅高に転じた。東証株価指数(TOPIX)も小幅の値上がり。
外国為替市場では、1ドル=108円40銭近辺で推移。中国の上海総合指数は上昇している。
個別では、ファーストリテがにぎわい、ソフトバンクGは値を保っている。三菱UFJ、三井住友が前場高値を上回っている。任天堂は値上がりに転じ、ファナックは小幅高。富士フイルムは高値圏でもみ合い、デンカは大幅高となっている。
半面、ソニー、トヨタが安く、アドバンテスは軟調。花王が甘く、資生堂も値下がりしている。
日経平均の日足チャートを見ると、1万9100円台に位置する5日移動平均線が下支えとなっている。日経平均はファーストリテが押し上げ要因として大きいため、東証株価指数(TOPIX)の方はというと前引けで-0.53%と軟調。
このため、後場は薄商いのなか日銀による上場投資信託(ETF)買い観測も出てきそうだ。
後場の日経平均は一段とこう着感を強めそうだ。
